よろずネタでダラダラと話しています。よく話題が脱線しますが、宜しければお付き合い下さいませ。BL・NL混在しますのでご注意願います。
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<超雑感編>「恋する暴君」7章・plan12(エピローグ)
2011年10月09日 (日) | 編集 |
ようやくGUSH11月号が手元にやって来ましたので、一応感想らしきものを書いてみようかと思います。
暴君本編の感想記事としては最後になるのだな、と思うと少々感慨深いものがあります。
(番外編はあくまで番外編であると思っておりますので)


その前に。

高永先生、長い間の連載本当にお疲れ様でした。
この「災」と「厄」という文字が踊るような年に、しっかりと完結を見届ける事が出来た事に感謝します。
本当に有難うございました。


さてそれでは超雑感ではありますが、暴君最終回の感想を書いてみたいと思います。
相変わらずのテンションガタ落ちモード&愚痴だらけとなりますので、畳んでおきます。
閲覧は自己責任でお願い致します。


※注意!閲覧は自己責任でお願い致します。




さて7章plan12、名目上は「エピローグ」ですが、4章(4巻)の締めの「エピローグ」とは異なり、前回の話、つまりplan11(第10話)のはみ出した部分、と言った方が正確かもしれません。
もちろん、ハッピーエンドではあります。
ですが、この内容(前回の最終ページを再録しているため、実質18ページの内容)であるならば、1ヵ月休載しても構わないから、出来れば纏めて読みたかったというのが私の率直な感想でもあります。


内容は、森永くんは結局就職する道を選んだ事を、宗一さんに自分の口から告げ、たとえ場所が離れていてもずっと一緒にいよう、というもの。
製薬会社の面接の件は(結構重要でしょうに)台詞でカットされ、いきなり研修に行く事になって嘆いているスーツ姿の森永くんと、それに呆れている宗一さん。
場所が離れていても帰る家はここ(シェアアパート)だから、と説得しながら……森永くんが「大好き」と告げるシーンで幕、となっています。
「恋する暴君」らしいラストと言われれば確かに「らしい」かもしれません。
ですが。


いきなり話が脱線しますが、マンガ・アニメ・ゲーム等々の同人誌の18禁作品(所謂エロ有り作品)は、ページ数が本文だけでも30ページもありません。
高永先生の同人誌「ある日、森の中。」でも確かエロ有りでも30ページ程度で収まっていたように記憶しています。
商業作品のページ数と比べると極端に少ないような感じがしますが、「あるエピソード(この場合は描き手さんの描きたいエピソード)」と「エロシーン」を入れる分には、30ページもあれば充分なのだとか。
だから18禁同人誌は案外薄いらしいのです。


さてこの事を踏まえて考えますと、前回(……少々記憶があやふやになって来ています。3ヶ月という間が空いたのは内容を忘れるには充分過ぎる時間でもあります)の40ページくらいの大ボリュームは、ほとんど森永くんと宗一さんのエロシーンに割かれています。
そして今回のはみ出し部分は20ページ弱。
それにも関わらず、このはみ出し20ページで話の収拾は一応つけてしまっているのですね。
この比率の偏りを考えると、素直にハッピーエンドおめでとう!とは言い難い、非常に微妙な気分になってしまうのです。
同時掲載なら、少しは納得出来たかもしれない。
(それでもエロシーンと物語パートの比率にモヤモヤとしたものを感じたでしょうが)
けれど、雑誌掲載の都合もあるのでしょうが、3ヶ月空いて掲載された「締め」がこの内容では、長く長く続いて来た作品のラストを飾るにはあまりにお粗末過ぎるのではないか、と個人的には思えてしまうのです。
せめて前回と同じくらいのページ数があって、それで物語を締めていたならば……印象ももう少し違ったかもしれないな、と思うのです。

7章は大きな山場の章、と6巻の後書きで告知され、ツイッターやブログで実は最終章であると告知された、本当に物語の大きな大きな山場、決して避けては通れないエピソードを詰めた章だったと思います。
森永くんの前に、かつて不幸な別れ方をせざるを得なかった元恋人・真崎さんが現れ、宗一さんがそれに嫉妬し……この展開は既に二次作品でお書きになっている方もいらっしゃる程、避けては通れない「恋する暴君」ならではのエピソードだったと思うのです。
実際、森永くんと宗一さんが嘘や嫉妬からすれ違い、同居解消の危機を迎えるまでは、毎回毎回ハラハラしながら、それでも楽しみにしながら、次の展開はどうなるんだろう?と期待に胸を躍らせていました。
ですが……大変残念で無念な事に、すれ違った二人が互いを想い合う(つまり後半部分)ところから、キッチリ綺麗に組まれて来たはずの歯車が狂いだしたのか、話に緊迫感が無くなってしまいました。

二人の、特に宗一さんの嫉妬や迷い、恋情はもっと掘り下げて欲しかった。そしてその恋心の自覚は、あくまで自分で決着をつけて欲しかった。そこに他者の介在は必要なかった。今でもその思いは変わらずにいます。

己の心に宿る相手への想いというものは、確かに誰かに指摘されて自覚する事もあるでしょうが、嫉妬を露わにするほどの恋敵(ちゃんと別れていない元恋人)の出現は、充分過ぎる要素になっていたと思います。
嫉妬を覚えているのに「心配」だと言い張り(これは宗一さんらしいと言えばらしいのですが……)、二度と真崎さんと会うなと言い渡してあったにも関わらず、森永くんが嘘を吐いてまで(これは宗一さんへの配慮で、一度きりのはずだった)真崎さんと会っていた事を宗一さんに知られ……よくある修羅場と言えばそれまでですが、恋愛感情を揺さぶるシーンがほとんど無かった「恋する暴君」という物語の中においては、本当の意味での山場、修羅場だったと思うのです。
段々文章が乱れて来ました。読みづらくて本当に申し訳ありません。

森永くんと宗一さんの心の絆に決定的な亀裂を入れたのは、「この恋愛脳が!」という宗一さんの叫び(罵声)だと思うのですが……この言葉に対するフォローは、結局最後まで無かったと思います。
亀裂を生じさせた言葉が、宗一さんの「オレがやりたくてやったことなんて~」の方にすり替えられている。こちらの言葉に対するフォローは、丁寧過ぎて嫌気が差す程にされていましたが(つまり40ページものボリュームを割いて描かれたエロ中心のplan11)。
けれど、亀裂を生じさせた台詞のすり替えにより、恋愛劇を描く予定であったであろう、山場中の山場である7章は、結局心よりも体の関係を優先させたようになってしまい、「体から始まった関係は結局体の関係で終わる」事になってしまったように思えてならないのです。
森永くんの就職話も、真崎さんの存在も、宗一さんの心を大きく揺らしていたはずなのに……結局は取って付けたように登場する、かなこちゃんや磯貝さんの出来過ぎた助言で台無しになり、森永くんの方は突然乱入して言いたい放題言って帰って行った実兄・国博さんによる「宗一さんの心境の代弁」、そして就職問題もアッサリと「役に立たせる方が向いてると思う」という理由で片付けられてしまっている。森永くんにとっての就職問題は、宗一さんとの生活云々よりも、森永くん個人の「大学院卒業後は経済援助が得られないので独立せざるを得ない」という面も含んでいたはずなのですが……色々と簡単に片付けられて、前半の森永くんの苦悩も結局は台無しになってしまっています。
経済事情も含めてしまうと、物語の締めが白けたかもしれないのですが、匂わす程度には収拾をつけても良かったのではないだろうか?と思えてならないのです。

宗一さんと森永くん。この物語の主人公ふたり。
出来上がりつつあったはずの心の絆が、心無い一言で簡単に亀裂が生じて、それから互いを想い合う……それだけで良かったのに。その二人の心の揺れ惑うところに、他者が介在する必要なんてどこにも無いはずなのに……宗一さんと森永くんは、結局他者の力を借りて仲直りしたという事になります。
こういう問題は本人達が納得尽くで理解し歩み寄らない限り、所詮は他人のお膳立てで近寄れただけに過ぎないのですから、また簡単に塞がっていない亀裂が姿を顕しかねないと思えてならないのですが……。
そこまで案じる方が馬鹿馬鹿しいのでしょうか。所詮はハッピーエンドがお約束のBL作品と割り切るしかないのでしょうか。
ここまで丁寧に長い間連載されて来た作品だけに、その終わり方はあまりにも残念としか言い様がなく、また私個人としても無念でならないと思えてしまうのですが、割り切ればハッピーエンドおめでとう!と済ませられるのでしょうか。


この一連の感想記事を書いている間、後半からテンションがガタ落ちしたのには、前述のような理由からです。
無念。血涙。こんな言葉しか浮かんできません。
恋に堕ちるように嵌った大好きな作品が、このような結末を迎えてしまった事が、本当に残念でなりません。
高永先生はこの物語の番外編もお描きになるようですが、番外編を充実させるよりも先に、本編の伏線をしっかり回収して欲しかったと思えてならないのです。
番外編は続編ではなく、本編という地盤の上に成り立つものなのですから。



以上、思ったよりも長々とした愚痴になってしまいました。
加えて乱文となり、読みづらくて申し訳ありません。
ここまでお付き合い頂き、本当に有難うございました。
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/10/09(日) 12:21:30 | | #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/10/10(月) 00:04:47 | | #[ 編集]
こんにちは
お久しぶりです。さやです。

テンション下がったままで購入意欲がわかず、
今回はGUSHを購入できていません。
暴君ブロガー様の記事を読んで、エピローグの内容を知りました。
なので、こうしてコメントする資格はないのかもしれません。

いったんテンション下がってしまうと戻るのって難しいですね。
私がテンション下がった理由は、期待していた兄さんの自覚があまりにもゆるかったのと、兄さんの気持ちの変遷が伝わらなかったからです。
がっかり感は持ったままですが、
暴君を知ったことで自分にとっていいこともあったので、この作品と出合えたことはよしとしています。
(自分にとっていいことっていうのは、今までBLってあまり読んできたことなかったのですが、GUSHを買って読むことで、他の作品、作家さんを知ることができました。)

私も番外編では、本編で回収できてないものを描かれることを望んでいます。
2011/10/11(火) 13:23:06 | URL | さや #-[ 編集]
いらっしゃいませ
さや様


いらっしゃいませ!
こちらこそお久しぶりです(記事の更新がまばらになってしまっているので余計に…)。
コメント有難うございます。
お返事が遅れてしまい申し訳ありません。

雑誌を買う買わないの問題に関しては、個々人の自由だと思っていますので(コミックス派の方もいらっしゃるでしょうし)、別に問題ないと私は思います。
今月号の掲載内容は、物語全体のエピローグというよりは、7章最終話のはみ出しに留まっていますし……テンションが落ちたままで購買意欲が湧かないのも、仕方ないかもしれません。
でも一応本編としては最終回なんですよね。
今でも腑に落ちないでいますが。

さや様の仰る通り、最後まで宗一兄さんと森永くんの気持ちの部分については、曖昧にされたままで、何となくなし崩しに最終回を迎えてしまった感は否めません。
前半、あれだけ心が揺れ動く様を描かれていたのに、後半は結局他人任せ・結局は体の関係だけでお終いなの?という疑問が付き纏っている。
これでハッピーエンドだと納得する方が難しいかもしれません。
結局はその場その場の萌え、えちシーンで誤魔化され……これが最終章・最終回でなければまたいつものパターンか、と一種の様式美として楽しめたかもしれませんが、高永先生ご自身が「最終章である」と宣言なさった後ですから、失望感を拭えないのも事実ではあります。
番外編でどこまで回収出来るものか……期待はしますが、過度に期待は出来ないかな、と私個人としては思っているのですが。
本当に一度テンションが下がってしまうと、持ち直すのは難しいですね。

見聞が広がるのはとても良い事だと、私も思っています。
今まで知らなかった作品、そして作家さんに触れる事により、また新たな世界が広がるかもしれないですしね。
それはBL作品だけに留まらず、色々な作品においても言える事なのかもしれません。
さや様が新たな収穫を得られた事は、大変喜ばしい事だと思っています。
残念なのが、それが「恋する暴君」という作品で終結する事が出来なかった、という事ですが。

これからもボチボチと何か話題を見つけながらブログ記事を書くつもりですので(暴君の番外編も含め)、またお立ち寄り頂ければ幸いに思っています。

コメント本当に有難うございました。
感謝をこめて。
2011/10/13(木) 00:43:18 | URL | 夜来香 #-[ 編集]
はじめまして
はじめまして。
いつも丁寧な考察を読ませていただいております。
毎回うんうん、と肯いたり、そうかそういう見方もアリか…と深い洞察力に感心したり。
私はワクワク楽しんで最終話を見たクチですが、それでもこのエピローグとくっつけて
掲載して欲しかったとは思います。宗一にはベッド以外では完璧男性脳でいて
欲しいので、今回エピローグでの
『は?全然。さみしい、なにそれおいしいの?』とあいかわらずの態度に惚れ直しました。

雑誌掲載の後コミックスにまとめられることを思うと、なかなか話の流れが端折られて
しまったり、あっさり重要事項がながれてしまうこともあるなあという残念感はありますが、
恋に落ちた(本当は1巻ですでに落ちていたけどやっと自覚した)んだなという感じに
上手くまとめたなと。コミックスになったとき1冊に1~2回のエロシーン必須だったり
するのでしょうから構成はなかなか難しいのでしょうね。

体から始まった関係…一般的に精神的な愛に比べ肉体愛は低く見られ勝ちなのですが、
体から落ちる恋というテーマはとても面白い視点だと思います。
心と身体は切り離せない。肉体の愛の精神性みたいなことを考えてしまいました。
性愛をどうとらえるかによってこの最終話は評価が分かれるのではないかなと思います。
2011/10/17(月) 20:28:16 | URL | 柊 #L8AeYI2M[ 編集]
いらっしゃいませ
柊様


こちらこそ初めまして。
コメント寄せて下さり有難うございます。

物語の展開の在り方というのは様々ですね。
焦れ焦れと恋愛感情を育んでから肉体関係に及ぶ展開もあるでしょうし、その反対に肉体関係から始まる恋愛過程を描くという手法もありますね。「恋する暴君」は後者というカテゴリに入るのでしょうが。

記事にも書きましたが(やや言葉足らずで申し訳ない限りです)、最終話の在り方自体は、それはそれでアリだと思うのです。ただ、色々と過程や描写をすっ飛ばし過ぎて、唐突感が否めないのも事実ではあります(個人的にはですが)。
もう少し丁寧に伏線を回収しながら描写してくれれば…とファンの欲目で見てしまうのですが、もう本編は最終回を迎えてしまいましたので、これ以上嘆いても仕方ない、と思うのも事実です。

「恋する暴君」は宗一さんと森永くんの恋愛物語である、という認識から、この記事のような感想となった次第です。恋愛物語といっても範囲はかなり広い(様々である)のですが、それでも外してはならないツボのようなものがあるのだと、私自身は思っています。
それが欠けていたように感じたからこそ、この記事となった訳ですが。

貴重なコメント本当に有難うございます。
宜しければまたふらりと覗いてやって下されば幸いに思います。
2011/10/20(木) 01:50:53 | URL | 夜来香 #-[ 編集]
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