よろずネタでダラダラと話しています。よく話題が脱線しますが、宜しければお付き合い下さいませ。BL・NL混在しますのでご注意願います。
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恋におちる
2011年05月15日 (日) | 編集 |
うっかり「堕ちる」とやってしまったら作品が変わる事に気付きました。なのでこのタイトルで。
暴君の本編が終盤に差し掛かってる事が判りましたが、一度ショックを受けてもすぐに立ち直るのは、多分歳のせいと過去に泣かされた作品があるからなのでしょう。
…良いんだか悪いんだか。

さて話を戻して、恋に落ちるというのは、案外一瞬なのかな、とチャレ時代を含めた宗一さんを見ていて思うわけです(おや微妙に日本語が崩壊しているような)。

いつ宗一さんは森永くんに恋をしたのか?
これ多分、個人的に思うのですが、三好助教授(今の表記だと准教授ですか、あのヒゲのオッサン)に襲われて、あわや…!のところを森永くんが助けに来たエピソードがありましたね。宗一さんが森永くんを「森永哲博」という個人であると認識したエピソードでもあります。この時、宗一兄さんは森永くんに恋をしたのではないかと思うのです。
一目惚れに近い…のかな、とか。

それまでの宗一さんの森永くんへの認識って、取りあえず図体がデカイ、そしてよく分からないけれどやたらに話しかけてくる後輩らしき人物程度の認識だったと思うのです。ほら、何せあの「他人の名前を積極的に覚えようとしない・覚える事に関心が無い」宗一さんの事ですから、まぁ仕方ないというか何というか。それが微妙に変化したエピソードです。
あの時確か宗一さんが学部4年で、森永くんが2年の時でしたっけ。
現在の二人は宗一さんが博士1年で、森永くんが修士1年ですから…3年前になるのかな?この間、二人はずっと一緒にいたわけで、途中森永くんが大学を辞めようとしたりもしましたが、それを体を張って(文字通りカラダを張ってます)宗一さんが引き留めて、今に至っています。
ようやく宗一さんが森永くんに「そばにいて欲しいから離れて行くな」と暴露?してしまった訳ですが…これって多分長年に渡って宗一さんの中で積もり積もっていた「よく分からない感情」が爆発して、その言葉で本人もビックリ、そしてその己の中の蓄積していた感情の正体に気付き始めた…ような感じがするのです。

恋に落ちるのは一瞬、一目惚れ状態が多いのだと思います。
勿論、段々に惹かれていくという恋愛の発展もありますが、宗一さんが森永くんに恋した瞬間は、「森永くんを森永くんと認識した瞬間」じゃないのかな、と思うのです。
何が人生の転機になるか、こればかりは本人ですら分からない事ですからね。
まして、恋愛に無頓着…というより無知・無垢の領域にある宗一さん(そして尚且つこの人自分自身の事を良く分かっていない)が、自分が一目惚れをしていたなんて気付くはずもなく……だからこそ、自分から離れていこうとする森永くんに体を差し出す(多少語弊があるような)事も簡単にやってのけるのでしょうし、単に森永くんの事を家族的な愛情だけで見ていたとしても、「そこまでして」止めようとはしないと思うのです。しっかり話し合えばいい事ですしね。

宗一さんの森永くんへの一目惚れという前提でplan9を読み返すと、最後の宗一さんのモノローグ「ずっとこうしたかったのか」が少し理解出来るような気がします。それにしても難儀な人だな宗一さん……。

書いていてそろそろ混乱して来ましたので(ついでに日本語も崩壊しつつあるので)、今回はこれにて終了~。
また次の機会に何か考察?モドキをやってみようと思います。

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「幸せ」の捉え方?
2011年05月11日 (水) | 編集 |
うっかりすると宗教・啓蒙関連の記事のタイトルと誤解されやすいタイトルでございます(汗)。
話題は暴君なんですがねー…タイトル選び間違えたか?とも思ったんですが、まぁ一応これが話題なものですから、強引に怪しげなタイトルで行ってみようかと思います。

さて本題。
今回plan9でも出て来た「森永くんの幸せ」の話なんですが、これについて自分の中で少々引っ掛かっていたのです。

森永くんの今月号の台詞「オレのこと幸せに出来るのは先輩だけですからね…?」
遡って、plan5の宗一さんvs真崎さんの場面で出て来た「君(宗一さん)には哲博を幸せに出来ないかもね」「お前(真崎さん)こそあいつ(森永くん)のこと幸せに出来るわけ無いだろ!」

…前提が宗一さんもしくは真崎さん「が」、森永くん「を」幸せに「する」、で台詞が構成されているように感じたのは私だけでしょうか?そこがもう引っ掛かって引っ掛かって。いや、引っ掛かるというよりはツッコミたいと言った方が正しいかもしれません。
そんなデカイ図体して、お前さんは幸せにしてもらう方の立場なのか森永ー!と(笑)
そして森永くんを「幸せにする」事を前提に対決している宗一さんと真崎さん…。

多分真崎さん曰くの「哲博を幸せに出来ない」という意味は、「不幸にしてしまう」という意味で、所謂世間一般で言うところの「幸せにしてあげる」という意味では無いのでしょうが、何せ宗一さんも真崎さんも森永くんよりも年上なものですから(ついでにこの二人は同じ歳のはず)、ついつい誤解しがちではあります。…もしかすると私だけかもしれませんが。

そして何の抵抗もなくナチュラルに「オレのこと幸せに出来るのは~」とのたまう森永くん、こちらの発言の意図も、多分「オレが幸せになれるのは先輩を好きでいるから」という意味なんでしょうが…やはりどうしても下僕体質…ではなく、年下ゆえの言葉になってしまっているのかな、と思ってしまったり。

でも今回のplan9の描かれ方って、割と1巻後半の描写と似ている気もします。多分あえてそう描かれているんでしょうが。
宗一さんが研究室でイライラして立ち上がる時の仕草とか、森永くんの纏めた荷物をうっかり発見してしまったりとか。感情の爆発をそのまま森永くんにぶつけて、森永くんが思わず感動しちゃったりとか。
今回のplan9も、1巻の後半も、宗一さんメインで描かれていましたので(1巻後半は森永くん失踪につき仕方ないでしょうね・笑)、余計に似てるかな?と思ってしまうのかもしれませんねー。個人的な見方で申し訳ありませぬ。

それにしても、「幸せ」の定義って何なのだろうか、と森永くんや真崎さん、そして宗一さんの「幸せ」発言で考えてしまうのです。
隣に一緒にいられる事が幸せ?
心が繋がって通じているのが幸せ?
互いに同意の上で抱き合えるのが幸せ?
相手を悲しませないのが幸せ?
それとも、全てひっくるめた上で「幸せ」と呼ぶの?
…個人的には、幸せの定義なんて個々人異なるんでしょうから、森永くんの言う「幸せ」が、真崎さんや宗一さんの思ったり言ったりするところの「幸せ」と直結しているとは限らないのではないかな、と思うのですが…実際のところどうなんでしょうね。
森永くんとしては、宗一さんの心が自分の上にある事が、幸せに繋がっていくような感じもしますが。
でもそうすると、宗一さんの幸せって何だろうか、というエンドレスループ思考回路のドツボに嵌るという(笑)。多分こちらも、森永くんが片時も離れず傍にいる事が幸せ、なのでしょうが。今回それを薄らと自覚し始めたのかな、とも思ったりします。

でもそれと恋心の自覚は別だと、今でも思うのですがね。
一緒にいてくれるのが嬉しい。これは自覚しました。
でもそれはどうして?の問いを、未だに宗一さんはしていませんし、答えもまだ出ていない(己の心に問うていないのだから答えは出ようがない)。それがもう少しはっきり描写されると、恋愛モノの醍醐味がより味わえるのではないかな、と思ったりするのです。

隅にツッコミ(ぷち考察)
2011年02月12日 (土) | 編集 |
GUSH解体作業をして、暴君7章を纏めて読んでいました、
しかし本や雑誌の解体作業って…やり出すと妙にはまるので恐ろしい(笑)。
何でもバラしてスキャンかけたくなるから困りものです。自炊の準備が整っているだけに…。
(電子書籍リーダー・ドキュメントスキャナ・本の裁断機、等々)
そういえば家にあるスキャナが「カラー読み取り」があまりにもヘボなため、安い「カラー用スキャナ」を購入する羽目に…いいんだ、暴君の綺麗なカラーページが読み取れるんだから!と自分で自分を納得させてます。そうでなければまた出費ですもの~(涙)。


前置きが長くなりました。
7章plan1~6を通して読んでいたのですが、ぼろぼろと取りこぼしがある事に気付いたりしました。たまに通しで読むというのは必要なんだなとしみじみ…。そういう意味ではコミックスって本当に有り難いです。
でもまだ7章はコミックスになっていませんので、今までの蓄積分をファイルして目を通しているのですが、少し気になった点があるので挙げてみようかと思います。故に「隅にツッコミ」です。


★その1:就職話取り扱いの件
これは今章での大事件のような気がします。その割には皆さん、扱いがズサン過ぎでは…?
教授から就職話を持ちかけられて、それを友人(山口君)に喋ってしまう森永くんも相当なウッカリさんだと思うのですが(足の引っ張り合いに巻き込まれる危険を作り出しているような?)、それをまた本人の承諾も無しに、ぺロっと宗一兄さんに喋ってしまう山口君もまた…相当口が軽いような気がします。
一応…就職話って個人情報ですよね?確かに宗一兄さんは森永くんを助手として使ってはいますが、その助手の就職云々については、知っていても知らなくても別に問題はありません。
もっとも…この件に関しては、「人生の一大事を一番近しい間柄でもあるのに相談されなかった」件として、宗一兄さんの中では処理されているような気がしますが…でも森永くんの中ではあくまでも「自分の人生設計の上の事件」として捉えている節が見受けられます。この辺りの食い違いが修羅場に繋がったのかもしれませんね。
いや、それにしても山口君…私がもし森永くんなら、しばらく友人やめようかと思いますよ?人の事をぺらぺらと本人の了解無しに他人に喋っちゃいけません。宗一兄さんと森永くんの間の痴情の縺れの、隠れた元凶を発見。


★その2:宗一兄さんの逃亡?先の件
しばらく別の場所でお互い考えてみましょう、の提案に対し、森永くんの失踪を阻止するために、宗一兄さんの方がアパートを出ることになった訳ですが…実は行き先がハッキリしていない事に気付きました。
一応本人は「松田家にでも行く」とは言っているのですが、「松田家行く」ではないんですね実は。
つまり、行き先がハッキリしていない。ハッキリしている事は、宗一兄さんが取りあえずアパートを暫定的に出て、森永くんと自分に考える時間を作った事。それだけです。
よくよく考えると、宗一兄さんが松田家に行くと…当然松田さんもいますし、何よりかなこちゃんがいるんですよね。ケンカして出て来たのか、やら、早く仲直りしないと…、やら要らぬ詮索をされる事は間違いありませんので(かなこちゃん…君はどっちの小姑なんだ・笑)、とてもじゃありませんが一人で落ち着いて考える事は不可能です。焼けてしまった自宅なら一人でじっくり考える…のも可能だったのでしょうが、何分にも親戚の家ですので、そこまでのプライベート空間は期待出来ません。何かしらの介入を受けます。
もっとも、宗一兄さんは失踪癖がありませんので(一応家長ですし、まだ妹の親代わりをしなければなりませんし)、現状としては「宗一兄さんの居場所は実はどこでもいい」気がします。
…案外ふらっとホテルに2~3泊するつもりで部屋を取って、真崎さんとバッタリ出くわしたりするかもしれませんね…。ホテルは他にもあるのに、何故か同じホテルに部屋を取ってしまうとか。案外世間は狭かったりする可能性も…それはそれで、宗一兄さんは感情と考えがパニック起こしそうではありますが…。
さて次回、宗一兄さんは何処へ仮住まいを求めて行くのか?


★その3:真崎さんいつまで滞在するの?
最初「仕事があるからさっさと(福岡に)帰る」って言ってましたよねこの人…。しかしplan6では森永くんを励ますためなのか、「(宗一兄さんと)仲直りしてくれなければ心配で帰れない」とも言っている。仕事は良いんですか真崎さん。既に1日は超過していますよね?もっともこの人も、国博さんに向き合う覚悟が決まりきっていないので、出来るだけ名古屋滞在を延ばしているのかもしれませんが…。
店にはちゃんと連絡しておけば問題は一応ありませんし…さて真崎さん、この人は一体いつまで名古屋に滞在するのでしょうか?


取りあえず気になった点を挙げてみました。後で何か発見したらまた記事にでもしようかと思います。
それにしても…何故こんなタイミングで暴君仏語版4巻が届くかなー…(涙)。

消化不良中…
2011年01月10日 (月) | 編集 |
…というのは腹具合の話ではありません。いやここ数日寒いので(一応今日は晴れているのですが)、確かに腹具合もよろしくはなかったりしますが、この場合はそれが問題というわけではないんです。

現在のらりくらりと暴君7章plan5のレポを書いているのですが、どうしても私自身が理解出来ない点というのがありまして。
これは多分個人的に理解出来ないだけだと思うのですが(そして他の方と感覚が微妙にずれているだけなのかもしれませんが)…それでもどうにもスッキリしないので、レポ書きがそこから進まないという。


以下ネタバレ含みますので、一応畳んでおきますね。
(一応考察カテゴリに入れておきます。ぐだぐだ書き連ねておりますので)
[READ MORE...]
切り捨てるには重過ぎて
2010年10月13日 (水) | 編集 |
ネタと思しき意見を見たら、記事のネタにしようとする悪い癖がうーずうずしています。
色々な暴君ブログさんを徘徊(ボケてない)していて、気づいた事がありまして。
皆さん本当に細かいところまで観察してらっしゃるんだなーと思います。…まぁ、plan3は台風来る!のような回ですし、次回がどう転ぶか分からない内容でしたので、無理も無いのかな、と思ってみたりも。

えーと、本題。
まず一つ目、真崎さんの突っ込み?台詞「好み変わった…?」について。
私はこれについて、「自分(真崎さん)のようなタイプが好みだったはずなのに正反対のタイプと付き合ってるらしい、何故?」と前提して、何故真崎さんが森永くんの好みのタイプについて知っているのだろう?と思っていましたら、拍手コメントから目から鱗が落ちるようなご意見を頂きました。本当に有難うございます(お名前を存じ上げませんが本当に有難うございます)。
それは「森永くんが真崎さんを口説く際に、“あなたが理想のタイプ”と幾度も口説いて交際するに至ったのではないか…という。だから、真崎さん自身が、自分と全く異なるタイプと判断した、森永くんの現在の恋人である宗一兄さんを見て、「もしかして好み変わった?」という台詞が出たのではないか、という。
…あり得る話ですね。いや、これが一番しっくり来るのではないでしょうか。森永くんが昔、真崎さんに好きだ好きだ、あなたこそオレの理想だ、と口説いていたのなら、森永くんの好みのタイプは自分(真崎さん)のようなタイプなんだな、と漠然と真崎さんも思うでしょうし、その後森永くんと長らく連絡を取れなかったのですから、当然好みのタイプ云々に関しては、以前と変わっていないと思っていても何らおかしくは無い。そうなると、真崎さんの「好み変わった?」発言の元凶は、森永くん自身という事になりますね。確かにこれが一番しっくり来ますし、納得出来ます。
拍手コメントから匿名で突っ込みを入れて下さった方、本当に有難うございます。これでひとつ謎が解けた気がします。

次、ふたつめの謎。
真崎さんとバーで延々話し合って帰宅した後、宗一兄さんに「…スッキリしました」と告げた森永くんは、本当にスッキリしたのかどうか?という事について。
この件について、私は当初何とも感じていなかったのですが、この台詞の時の森永くんの表情が、とても「スッキリ」とは縁遠い…というご意見を見かけましたので、改めてplan3を読み返してみたのですが、確かにスッキリという表情では無い。その原因とは?という事についてなのですが…。
私個人の結論を先に申しますと、スッキリしていないからそれが表情に出ただけ、だと思っています。口では「…スッキリしました」とは言っていますが。いや、正確にはこれ、「スッキリさせてきたつもりです」なのではないかと。
人間の心というものは、そんなに簡単に白黒つけられるものではありませんし(そんな人がいたら怖いです)、まして以前に「無理矢理な形で別離させられた、本人達の間で終わる事の出来なかった元恋人」とたかだか数時間話し合っただけで、過去の清算が出来るか?普通無理だと思いますよ、これは。
時間をかけて散々話し合って、互いに理解したつもりで別れた元恋人同士が再会しても、こじれるようなケースが多い中、ちゃんと終わっていなかった森永くんと真崎さんが、あの程度の話し合いでスッキリ出来る訳が無いんです。むしろそれで本当にスッキリ出来るのなら、随分と淡白であっさりとした恋愛関係だったんだなーと思うくらいです。
でも実際は、真崎さんという人は、森永くんにとって「嫌いで別れたわけではない、本気で付き合った人だから大事にしてやりたい」人なんです。アッサリとした淡白な交際をしていた訳ではなく、本気で愛し合いたいと思った恋愛関係だったのでしょう(実際には国博さんの存在で破綻してしまった訳ですが)。
それを踏まえた上で「…スッキリしました」の真意を考えてみるならば、「話し合いが出来て自分(森永くん)の中ではある程度の区切りがついた」という意味での「…スッキリしました」なのではないかと。区切りすら付けられなかった森永くんにとって、話し合う事でひとつの結論が出せたのなら、それは充分「…スッキリ」なのではないか、と思うのです。それが分かっているからこそ、その台詞を聞いている宗一兄さんは目を合わせていないのでしょう。そして「もう二度と会うな」の発言に繋がっていくのでしょう。
仮に森永くんが、真崎さんとのたった数時間の話し合いで本当にスッキリしていて、笑顔で「スッキリしました!」と宗一兄さんに告げていたのなら、宗一兄さんは執拗に「もう会うな、二度と会うな」なんて念を押す訳が無いと私自身は思うのです。
宗一兄さんも現在、自らにとっての初の恋愛感情(嫉妬を嫉妬として自覚しているのですから、それが恋愛感情によるものであると、宗一兄さん自身も薄々気づいて来ていると思います)の真っ只中にありますので、他人の過去の恋愛沙汰にはそれなりに敏感になっていると思うのです。それ故に「…スッキリしました」の言葉の真意も理解してしまったのではないか、だからあえて無関心を装って(目を合わせずに)良かったじゃん、と言っているのではないかと思えるのです。
だからこそなのでしょうか、その後、森永くんは微笑んでいますし、大好きですと宗一兄さんに言っている。その突然の「好き」という言葉に「急に!」と驚いているのは、過去を切り捨てて来た森永くんを、しばらくその件についてそっとしておこうと宗一兄さんが考えていたから、案外切り替えの早かった(笑)森永くんの告白に驚いたのではないでしょうか。

「今が幸せだから過去を許せたのではないか」という森永くんの言葉に、偽りは無いと思います。ここで変に甘く砂糖を塗したような口説き方をしても、却って宗一兄さんが不審がる事を、森永くんは経験として知っているのですから(もっとも、過去にそんな口説き方をした事はありませんし、宗一兄さんの性格を知っている森永くんは常に直球で宗一兄さんに好意をぶつけていますが)、ありのままの自分を曝け出して好意を伝えている、そう考えて良いと思うのです。元から宗一兄さんに「好き」「あなたがいるから幸せ」といった類の言葉を伝える時の森永くんは、過度に言葉を飾ったりしていませんでしたし、これからもそうでしょうから、あの「今が幸せだから」の発言は、その心の中にある宗一兄さんへの愛情から来るものであり、だからその表情も「当然の事を告げているだけだから何かおかしいところでもあるのですか?」という表情になっているのではないかと。そしてその森永くんの本気の愛情が分かるからこそ、唇を寄せられても、宗一兄さんは一切の抵抗はしないし、切なく熱っぽい眼差しで森永くんを見つめているのではないか、そう思えるのです。

段々自分でも書いていて訳が分からなくなって来たので、アッサリと総括しますと、人間の心は簡単に過去を切り捨てられる程単純では無いという事、でしょうか。けれど、そういうもやもやと形のはっきりとしない感情を抱えたまま、前に進めるのも、人間の心の不思議でもあり。まだまだ考察の余地があるな、とつくづく感じるのです。


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